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2019/09/25 12:09
JAZZ & TEAではティーコンシェルジュ厳選の紅茶、緑茶、烏龍茶、ハーブティーを取り扱っています。
様々なお茶の美味しい淹れ方の目安と、ちょっとしたコツと気配りをご紹介させていただきます。
コツを覚えて毎日のお茶をより美味しく、楽しんでくださいね。
🌱紅茶の淹れ方
🌱 緑茶の淹れ方
🌱 烏龍茶の淹れ方
🌱 ハーブティーの淹れ方
🌱 ミルクティーの作り方
- ポットとカップをしっかりと温めておきます。
- いつもより茶葉を多めに、浸出時間も長めにいれたお茶にミルクを加えます。
*ミルクをたっぷり使う場合はミルクを常温にしておくのがコツです。
♪ 濃厚ミルクティーの作り方(カップ2杯分<約300ml>)
- ポットとカップをしっかりと温めておきます。
- 耐熱容器に150mlのミルクを温めておきます。この時、ミルクを沸騰させないようにご注意ください。
- ポットに通常の2.5倍の量の茶葉(6~9g)を入れ、150mlの熱湯で少し長めに蒸らします。
- ②と③をカップに1:1で注げば、できあがり!お好みで砂糖を加えてください。ミルクと紅茶の甘みとコクが溶け合う、濃厚で贅沢な味わいです。
♪ 煮出し式ミルクティーの作り方(カップ2杯分<約300ml>)
- 鍋に水80mlを入れて火にかけ、沸騰したら火を止め、茶葉(CTCタイプやBOPタイプ)約8gを入れ、2~3分蒸らします。
- 牛乳220mlを入れて火にかけ、沸騰する寸前で火を止めます。
- 茶こしで茶葉をこしながらカップに注ぎ、お好みで砂糖や蜂蜜を加えます。
♪ マサラチャイの作り方(カップ2杯分<約300ml>)
マサラとはスパイスのこと。紅茶にスパイスを加えてミルクで煮出しして作る濃厚な味わいのミルクティーをマサラチャイと呼びます。
- 鍋に水150mlを入れて火にかけ、沸騰したら茶葉8~10g(CTCタイプの紅茶がおすすめ)とお好みのスパイス2~2.5gを入れ、弱火で約2分煮出します。
- 牛乳150mlを加えて、ふきこぼれないようにさらに中火から弱火で約3分煮込みます。
- 茶こしで茶葉をこしながらカップに注ぎます。砂糖はお好みでどうぞ。
🌱 アイスティーの淹れ方
♪ 水出しの作り方
一晩置くだけの、簡単・手軽な作り方。渋みの少ないマイルドな風味が楽しめます。
- フタ付きの清潔な容器に、茶葉10gとミネラルウォーター1リットルを入れます。
- フタをして冷蔵庫で一晩(8~10時間)置きます(日本茶の場合は3~5時間、麦茶の場合は1~2時間で十分です)。
- おいしくできたら茶葉を取り出します。衛生のために、24時間以内に飲みきってください。
♪ お湯出しの作り方(カップ2杯分<約300ml>)
たっぷりの氷にお茶を注げばすぐ出来あがり。キリッと爽やか、香り高い風味に仕上がります。
- 温めたポットなどに茶葉6gを入れて、熱湯180mlを注ぎ蒸らします。
(蒸らし時間の目安)
紅茶:大きい茶葉2~3分/小さい茶葉(ブロークン、CTC等)1.5分
緑茶:45秒~1分 烏龍茶:2~3分 ハーブティー(ルイボスなど):3分 - 時間になったら、氷120gを入れた耐熱性のグラスやポットに茶葉をこしながらお茶を注ぎ入れ、すばやくかき混ぜればできあがり。
*紅茶の場合、お茶が白く濁る(クリームダウン)ことがありますが、風味に影響はありませんので、そのままお召し上がりください。また、濁ってしまっても熱湯を少し注げば透明感を取り戻せます。
♪ 氷出しの作り方
氷の雫で、お茶の透明な旨味・甘みをゆっくりとかし出す楽しみ方です。
<緑茶>
- 急須に茶葉5gと、氷を約50g入れます。
- 室温で約15分~1.5時間。氷からとけ出した雫を茶杯に少しずつ注ぎ、舌の上をゆったりと転がすように味わいます。
<紅茶・烏龍茶>
- 温めたポットの底に茶葉3~6gを入れ、茶葉を浸す程度に熱湯を注ぎます。
- 蓋をして3分間蒸らしたら、氷を約100g加え、軽く混ぜ5~10分待ちます。お好みで冷水を加え、小ぶりのグラスや茶杯でいただきます。
〜すべてのお茶で使える5つのコツと気配り〜
1.大切な水選び
お茶の味を十分に引き出したいなら、ミネラル分の少ない軟水がおすすめです。日本の水はほとんどが軟水ですから、水道水でも十分おいしいお茶がいれられます。カルキ臭が気になるようでしたら、1〜2分沸騰させてから使うようにしましょう。外国のミネラルウオーターに多い硬水は、一般的にお茶に不向きと言われていますが、お茶の種類によっては硬水でもバランス良く仕上がることもあります。お好みに合わせてお選びください。
2.茶葉の形状を踏まえて茶葉の量を量る
ティースプーンやドザールで同じかさをすくっても、紅茶や烏龍茶などでは、茶葉の形状によって重さは異なります。例えばティースプーンで紅茶3gを量ると、大きい茶葉(フルリーフタイプ)だと山盛り1杯、小さい茶葉(ブロークンタイプ)だとすりきり1杯になります。
3.茶葉に合ったお湯の温度と蒸らし時間を
お茶の種類によって、おいしくいれられるお湯の温度が異なります。紅茶は沸騰したての熱湯で、煎茶はひと冷まししたお湯でいれるというように、それぞれのお茶に合った温度のお湯を使いましょう。また、茶葉のサイズによって蒸らし時間も調整しましょう。砂時計やキッチンタイマーを使って時間を計るとよいでしょう。
4.「味見」をしましょう
ちゃんと時間を計ったのに「ちょっと渋いかなぁ」「少し早かったかなぁ」という失敗はよくあるものです。基準となる蒸らし時間を記載していますが、茶葉の量や水質などによって風味はずいぶん異なってきます。また、「渋いのが好き」「まろやかなお茶が好み」など好みは人それぞれです。蒸らし時間の少し前に味見をして「美味しくなってきた」と思ったタイミングで、茶葉を取り出すか、完全に注ぎ切るようにしましょう。細かい茶葉やハーブを取り出すには、目の細かいおたま型茶漉しを使うと便利です。
5.茶葉をおいしく「保存」する
開封したお茶はできるだけ早く飲み切ってしまうことをおすすめします。保存する場合は、なるべく密閉容器に入れ、湿気の少ない涼しいところに置きましょう。におい移りや結露の問題があるので、冷蔵庫での保管はおすすめしません。